先日ウチに来られた37歳の男性の話です。
その男性、イスに座るやいなや手提げカバンから履歴書を
取り出し「よろしくお願いします!」と手渡したんです。
こちらはキョトンとしながらも、普通にシステムの説明を
初めました。
すると唐突に「すみません、先に審査をしてください・・」
と言うんですよね。
「自分が入会できるかどうかを早く知りたいもんで・・」
確かに入会するためには入会資格や審査はあるのですが、
それはいろいろ話しを聞いた上で判断することなんで、
いきなりそう言われて多少戸惑いました。
何か勘違いしている?
今日は会社が休みだと言っているのに、スーツにネクタイ
というスタイルで、履歴書持参。
まるで就職試験の面接と同じなんです。
よくよく話しを聞いてみると、本人は全く同じ感覚で来た
ようでした・・
現在の状況や経歴、考え方などを聞くと特に問題もなさそう
だし、真面目で誠実そうな人だったので、「入会は大丈夫
ですよ」と告げると、
「合格ですか!ありがとうございます!」と安堵の表情を
浮かべ、えらく喜んでました。
面接試験に合格したわけじゃないんで、何もそこまでと
思ったんですけど、本人にしたら同じような気持ちだった
ようです。
志望する会社に入社できるかどうかで、自分の将来も決まる
という感じと似たものがあったんでしょうね。
大手の銀行に勤めているだけあって、きっちりしています。
たまに電話でも同じようなケースがあります。
「一度面接に伺いたいのですが」
「審査をしてほしいのですが」
入会審査と言っても、それほど堅苦しいわけでもないし、
めちゃくちゃ厳しいわけでもないんですけどね。
でも、それだけ真剣な人も多いということでしょう。
自分の結婚がかかっているわけですから・・
ウチの結婚相談所
2008年07月14日
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